2005/03/26

【海外デビュー!サイパンダでゴゥ!!】

サイパン/その前にマニャガハ島 編


ドッポッポッポッポーーー。

私らは今、サイパン島から船で10分位行ったところにある無人島、「マニャガハ島」に向かっている。本日ここで、ひげの息子タケがめでたく体験ダイブデビューするのであるからもう朝から母ひげは一人、ソワソワソワソワしているのだった。

 

息子がダイバーデビュー・・・。母ダイバーにとってこんなにうれしいことはない。

「親父。おれやっぱ親父のあとついでりっぱなカニ取り名人になるよ。」

喧嘩のあげく都会に行ったっきりの息子から突然そんな便りがあったようなもんだ。

だがしかし心配は尽きない。

ウエットのサイズはちゃんとあるのか。BCはあうか。

なにより、ひげが背負ってもずっしり重いあのタンクをそもそも背負えるのか。

水の中でガボガボパニックになって目むいて浮いちゃったらどうしよう。

サイパンのイントラに日本語は通じるのか・・・。

オーマイガーッ!ヘルプマイサーーンッ!! ←膨らむマイナス思考

まるで妊娠した熊のような顔つきになっているひげである。


「ますくくりあはこうで〜す」

 

・・・ひげの心配はマニャガハの彼方へすっ飛んだ。

なーんだ。イントラさんは日本人。それにいたって親切でいいかんじ。

そういやこの島。

見渡せば、日本人だらけじゃないか。
このショップ(島に一カ所)も日本人スタッフがやっているのだ。

 

半袖半パンつなぎのウエットを着こんだひげ一家三人は

他の数家族とともにまるで記念撮影をするときにつかうあの台のようなものに

ずらりと座り、おとなしくまじめに説明を聞いた。

なんせタケも体験ダイビング初めてなら

母ひげも体験ダイビングは初めてなのだ!

(なんとひげは体験もせず、いきなり石垣に行ってクルーザーからジャイアントしたのである。知らぬが仏の毎度速攻。)

ちなみにうちのひとは、体験ダイビングの達人である。

前時代のダーティーな体験ダイビング経験者なので、余裕をかましている。

聞けば体験ダイビングとは

マスククリア(マスクに水が入ったときそれを抜く方法)

レギュレーターリカバリー(口からレギュがはずれたとき拾ってくわえ直す方法)

レギュレータークリア(くわえ直したとき水が入るのでそれを抜く方法)

この基本の三つの説明を陸で受ければ、オッケー。

あとは器材をつけて腰にウエイト(おもり)を付け、ゾロゾロみんな列になってビーチから海に歩いて入っていく。

場所によっても様々だが、今回はビーチエントリー(浜から入っていく)なのでずっとガイドロープがはってあった。それを持ってズルズルみんなで移動。


・・・さて、うちのひととタケ。

うちのひと。

ヤマハのポプコン全国大会の副賞にてタダで行ったあの「ちゅらさん」で有名になる、はるか以前の小浜島にて

「どう考えてもそれはファンダイビング

という深度まで体験ダイビングした経験を持つ。

どうも前時代のダイビングというのは今と違ってかなりアバウトなところもあったらしい。しかし、最初っからこうだと当の本人は「こんなもんだー」と思うようだ。

加えて生まれながらのかなづち体質のため、BCジャケットもウエイトもいらないんじゃ?というくらいの「天然素潜ラー」である。よって心配はしていない。

問題はタケだ。

「タケちゃん。タケちゃん。苦しくなったらいうんだよ。ママは必ず後ろにいるんだから。タケちゃん、こわい?」

 

「いいや。ぜんぜん。

 

そう言い残し、さっさとひげの目の前でタケはちゃぷんと潜ってしまった。

 

 

「ちょっちょっちょっっ!!

あわててひげも潜って下をみると、

そこにはタンク(子供用のちょっと小さいやつ)を背負った

小さい”忍者”がカポカポとちゃんとレギュで息をしていた。

 

ひげ「ガボガボ?(オッケー?)」
タケ「ガボボ(おっけー)」
うちのひと「ガボボガボーっ(俺にも聞けおれにもっ)」

 

潜ってる。

こうして家族3人同じ海に潜ってるんだ。

魚まみれ(人慣れしてる。観光魚か・・。)になってるうちのひととタケをバチバチ写真に撮りながら、素直にうれしいなぁと思う母ひげなのであった。


←BackHOMENext→


CONTENTS   MENU